宵の明星

忘れたくないこと

2021.1.23

 

 

日々感じていることをこの機会に。

ほんとうにはじめて、ブログなんてものを書いてみようと思いました。ほとんど日記みたいなものです。

好きになってからはじめて迎えた廉くんの誕生日、1月23日。

今日は特にあたたかくて優しい、とてもしあわせな気持ちになったし思うことがたくさんあった。

ある感情を同じ熱量で抱き続けることって難しい。どんなに嬉しかったことも悲しかったことも、時間が経てば案外薄れるもので、今のこの感情も忘れてしまうかもしれない。

だから、いつか過去を振り返った時に、文字をなぞって懐かしんだり慈しんだり出来るように。

わたしが今思っていることを素直に書き記しておきます。

 

 

1999.1.23

22年前の今日生まれてきてくれたあなたへ

お誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。アイドルでいてくれてありがとう。22歳の廉くんの日々にも、優しさがキラキラと陽だまりに揺蕩うような幸せが陰ることなく在りますように。

 

 

 

わたしがあなたを見つけたのは、好きになったのは去年の2月頃。正確な日付を覚えてないことがほんとうに悔やまれるけれど、今思えばいつ好きになったとかではなくて気づけばすごく気になる存在になっていたような気もする。ただ初めて見た時に「こんなに綺麗な顔の人がいるなんて…」と思ったことだけは覚えているし、そこからはとにかく「廉くんのもっと知りたい」という一心だった。あの頃のわたしはなんだか心が疲れてしまっていた。そんな時にとてもあたたかくてやさしい感情をくれたのがあなただった。

 

 

多分わたしと一緒に過ごしていると気づいてしまうと思うけれど、わたしは対人関係においてあんまり前向きじゃない。「美麗、なんでそんなに心の壁分厚いの?」って、みんな1度は思ったことがあるんじゃないかなぁと思う。なんでそうしているのかを説明しようと思うと話は中学生時代に遡ります。

 

 

中学校に入学して2週間目で物を隠されたことがある。資料集とかファイルとかそんなのを、女子トイレのロッカーに。何がショックって、隠した子とは別に何もなかったこと。なんなら「呼び捨てでよんでよ〜」「美麗ちゃん漢字テスト満点なのすごい!」とか声をかけてくれて、普通に仲良くなれそうだと思ってた。友達が言うには、自分が総務委員になりたかったのにわたしが先生に指名されたのが悔しかったらしい。その子は小学生の頃からよくいじめみたいなのをしていて有名だったらしいから、その子からしたらいつも通り気に食わない子に嫌がらせしてやった、ぐらいの感覚かもしれないけど。わたしからしたら、何もしてないのに自分に悪意を向けられることが怖いというか嫌というか、心がざらつくような気分になったし、今も影響を受けてしまう程度には傷ついた。

 

中学一年生のわたしは、なにもしてない人から勝手に悪意を向けられることだってあるのに何を信じればいいのか分からなくなってしまったし、簡単には人を好きになったり信じたりすることが出来なくなってしまった。ほんとうに自分が好きだと思える人、波長が合うと思える人、恐らく相手もそう感じてくれているんだろうと思える人としか深くは関わらなかった。そうではない人の前では、嫌われるのが嫌で素を出さなくなったし必要以上に仲良くする意味を見い出せなくなった。だってそれで傷つくのは自分だって身をもって知ってしまったから。多分感情の起伏も少し減った。

 

そんな中ではじめて付き合った人とも結局お別れしてしまった。あんまりスッキリする別れ方じゃなかったし、わたしが傷つくのと同時にわたしも相手のことを傷つけたのかもしれない。

 

 

そんなこんなあって、人を信じるとか疑うとか、仲良くするとか好きになるとかに疲れてしまって、自分から色々なものに距離を取りがちな人間になってしまった頃に、廉くんを見つけました。わたしは一体何がそんなに素敵に思えたのか、自分でもよく分からない。ただ「もっと知りたい」と思ってひたすら色んな動画や記事、Twitterの海を彷徨ったなぁ。廉くんのことを知る過程すら楽しくて、しあわせで、初めての感覚だった。

 

 

そうやって好きを募らせていた時に、心に響いた廉くんの言葉

2020年4月23日木曜日 庭ラジにて

「いつ嫌いになられてもしょうがないと思うし、みなさんが 自分が応援したいと思ってる時は永瀬廉という人物に出来るだけ愛情を注いでいただけたらなと思います」

「ずっと好きでいて欲しい」「ずっと応援して欲しい」そう言わなかった廉くん。愛は不変ではなく、小さなきっかけで移ろうほど儚いものだということ、ファンは永遠ではないことを知っているあなたのその言葉に、胸が苦しくなった。この言葉にギュウギュウ詰まった色んなものが押し寄せてきて、何だかもうダメだった。だって、"愛は不変ではない" "ファンは永遠ではない" ことを知っているということは、きっと今までの人生でそれを実感するような出来事があったんだろうな、と思ってしまった。

今までどんなものを見て、聞いて、感じてきたんだろう。どんなことで嬉しくなって、笑って、悲しんで、涙を流してきたんだろう。廉くんが愛の儚さを知る、その過程にある喜びや切なさ、愛おしさや痛み。たった一言、何気ない言葉に廉くんの人生の1部を見た気がして、どうしてか泣きたくなって、どうしようもなく愛おしくなった。「ずっと大好き」なんて言葉はあまりにも不確かで、だから、廉くんに「今日も大好き」の言葉を毎日贈りたいと思った。

 

 

廉くんがくれた素敵な言葉は、他にもたくさん。

「後悔はしてもいい!

しちゃいけないと思わなくていいんだよ」

「俺も後悔ばっかよ。寧ろ人生で後悔しないことの方が難しい!だから何かに迷った時は行動するのが一番。"やらない後悔より、やる後悔"って言うでしょ?全力でやってそれでも悔やむ気持ちが出てきたら一回悩めばいいのよ。いっぱい考えて再出発すればいいだけのこと」

「"一緒にいたい"と思う人に出会ったら"一緒にいて楽しいと思って貰える人"になりたいと思う」

「仕事も人間関係も大事なのは飛び込むこと。    出来なくてもやるしかない。グズグズ足踏みしていても進まない。前に進めば景色は変わる。失敗したら「すみません!」  叱られたら「鍛えてください!」  ネガティブは引き摺らない。今はダメな自分も3年後にはきっと成長してる。」

わたしは後悔することにはマイナスなイメージを持ってしまっていたし、後悔しないのが上手な生き方なんだと思っていた。色々なことに自分から距離を取って、自分から踏み込むことに臆病になってしまっていた。

でも、廉くんは違った。色んなことをしっかり受け止めて、前を向いて進める強さを持っていた。わたしにはない考え方やものの捉え方をたくさんくれた。強くて努力家で、色々なことを成し遂げる廉くんを見た。

廉くんの活躍。そこから滲むあなたが残した爪痕、あなたの影での努力、あなたが手にかいた汗、あなたしか知らない後悔、全てがわたしには愛おしくて、大切で、それに触れるたび、とても、とてもあなたのことを好きになります。

他の人からしたら「他人のそんなことで…?」と思うかもしれないけど、わたしにとって廉くんは、素敵な影響をたくさんくれる自慢の推しなんだよ。

 

 

わたしが大好きになったあなたは、プライベートも制限されて、目まぐるしく変化する様々な環境に置かれて、きっとあなたにしかわからない多様な感情や多くの葛藤を抱えて、乗り越えて、生きているはずで。だからこそ、どうしても、今日まで生き続けてくれたこと、人生をかけてアイドルになってくれたこと、にありがとうを伝えたくなる。

 

生まれてきてくれてありがとう。

今日まで22年間生きてくれてありがとう。

アイドルという道を選び続けてくれてありがとう。

 

"永瀬廉"という名前や緩めの関西弁、整った顔、心地よく耳に届く歌声、左利き、サッカー経験者、スタイル、一見少女漫画から出てきたようなあなたは人間味に溢れていて。


距離感が近いところ、人たらしなところ、ガハガハの笑い声、"好きな先輩にはグイグイ行くけれど後輩との距離感がなかなか掴めない"と話していたところ、すぐに照れ隠しをするところ、アイドルとしても一般人としてもどちらの感性も大切にしているところ、"できないことはできるようになればいい"と考えているところ、"常に頑張りすぎるんじゃなくてやるときはやる"という姿勢、誰ひとりとして相手を絶対に否定しないところ、自分の芯の部分は曲げないところ


そんな色んな一面が集まって あなたを構成していて、私にとってはその一面すべてが眩しくてキラキラしています。わたしが知っている「廉くん」はほんの一部で、知っているようで分からないこともたくさんあって、だけどわたしがみてきた廉くんはそんなひとです。

 

 

 

私はあなたの全てが愛しくて、なにが好きとかもう自分でも良く分からなくて。それでもあなたにお仕事が決まると飛び跳ねるほど嬉しいし、あなたが笑っていると安心するし、あなたの一言一句が宝物になるし、あなたの見せる一面にも 見せない一面にもトキメキを覚えるし、あなたを勝手に想うだけで嬉しくなったり切なくなったりいろんな感情が湧き出て心が揺さぶられる。"なにが好きとか良く分からない"と言ったばかりなのに、こんなにも溢れてきて、あなたへの大きくなる好きを日々実感してしまいます。

 

 

 

あなたを好きになる前は、自分のことを冷たいとすら思っていたのに。人を好きになるのを躊躇ってしまって、遠ざけてすらいたのに。今のわたしはあなたへの好きを原動力に出来ること、心に寄り添って一喜一憂出来ることがすごく嬉しい。こんな心をわたしが抱けることがすごくすごく嬉しい。

きっと22歳のあなたは、もっと素敵な人になるんだと思います。あなたの未来を思うとワクワクします。こんな風に、誰かの未来を想ってワクワクしたり、悲しみには寄り添って背中をさすってあげたいとおもったり、見返りなんていらないからただ好きでいさせて欲しいと思ったり、出来れば笑っていて欲しいと思ったり。家族でも友人でも恋人でもない、温度も知らない誰かをこんなにも想うことは、そんなにないはずだから

 

こんなにも素敵な気持ちを教えてくれたあなた

あの日、心をくれたあなたへ

 

どうか素敵な明日が待っていることを

どうか明るい未来が待っていることを

ささやかだけど、遠くから祈りにも似た気持ちで願っています。

22歳のあなたがその瞳に映す世界がやさしく、やわらかく、あたたかいものでありますように。

 

21歳の廉くん、素敵な毎日をありがとう

22歳の廉くん、生まれてきてくれてありがとう

 

 

誕生日おめでとう、大好きなあなたへ

 

 

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